パンダ発見の日は3月11日
パンダ発見の日について詳しくご説明いたします。
パンダ発見の日は、毎年3月11日に設定されています。この日は、1869年にフランスの博物学者アルマン・ダヴィッドが中国でパンダの毛皮を発見した日とされています。しかし、発見されたのは生きているパンダではなく、パンダの毛皮と骨でした。ダヴィッドはこの珍しい白黒の毛皮について詳しく調べるため、フランスへ送ったことで、パンダの存在が世界に知られるきっかけとなりました。
パンダは、その存在が確認されるまで、中国の森にひっそりと生息していました。最古の化石は800万年前のものとされており、古くから存在が確認されています。長い間変わらぬ生態を保っているため、生きた化石とも呼ばれています。パンダと考えられる生物の最も古い記録は、約4,000年前の中国の神話に登場します。また、中国古代の地理書には、銅と鉄を食べる白と黒のクマに似た動物の記述もあります。
パンダが現在のように保護されるようになったのは40年ほど前からです。それまでは環境の悪化や繁殖の困難さなど、様々な困難に直面していました。最近まで絶滅の危機に瀕していたほどです。
日本でパンダに会えるのは、上野動物園、神戸市立王子動物園、アドベンチャーワールドのいずれかです。それぞれの施設には特徴的なパンダがおり、ご紹介いたします。上野動物園では、中国からやってきたオスの「リーリー(力力)」とメスの「シンシン(真真)」に加え、上野動物園で生まれた「シャオシャオ(暁暁)」と「レイレイ(蕾蕾)」が暮らしています。
以上が、パンダ発見の日についての詳しい説明となります。パンダはその愛らしい姿で多くの人々に愛されていますが、その背後には長い歴史と保護の努力があります。今後もパンダの保護について理解を深め、その存在を大切に思うことが求められます。
今日3月11日は1869年(明治2年)のこの日、フランス人神父がパンダの毛皮を初めて見たことから「パンダ発見の日」だそうです。
皆が好きなパンダは、これまで日本の切手として6回発行されています。 pic.twitter.com/hEm1VfyQwp— 切手の博物館 (@kitte_museum) March 10, 2024
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