INIは韓国発のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」から誕生した11人組のボーイズグループです。K-POPのようなスタイルで人気を集めていますが、「INI メンバー 国籍」で検索する人の多くは、彼らが韓国人なのか日本人なのか気になっているようです。この記事では、INIメンバーの国籍や出身地、なぜ韓国っぽく見えるのかを詳しく解説します。

INIメンバーの国籍と韓国っぽさの理由を解説

1. INIメンバーの国籍は日本人が中心

INIのメンバーは全11人で、そのうち10人が日本国籍、1人が中国国籍です。韓国人メンバーは1人もいません。グループの構成は日本国内で行われたオーディションによって決定されており、韓国の芸能事務所と日本の吉本興業が共同で運営するLAPONEエンタテインメントに所属しています。韓国人がいないにもかかわらず、韓国風のスタイルで活動しているのが特徴です。

1-2. 唯一の外国籍メンバーは中国出身の許豊凡

INIの中で唯一の外国籍メンバーは、中国浙江省出身の許豊凡（シュウ・フェンファン）です。彼は日本の大学に留学していた経験があり、日本語も堪能です。オーディション参加資格である「日本在住」を満たしていたため、参加が可能となりました。中国語・日本語・韓国語・英語を話せるマルチリンガルで、グローバルな活動にも貢献しています。

1-3. メンバーの出身地は日本全国に広がる

日本人メンバーの出身地は全国に広がっており、福岡、愛知、東京、大阪、長野、鹿児島、沖縄など多様です。地域ごとの個性が光るのもINIの魅力の一つです。地方出身のメンバーが多いことで、ファンとの距離感も近く、親しみやすさを感じるという声も多く見られます。

2. 韓国っぽいと言われる理由とは

2-1. 韓国式オーディションと事務所の影響

INIが「韓国っぽい」と言われる最大の理由は、オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」が韓国発のフォーマットであることです。また、所属するLAPONEエンタテインメントは、韓国のCJ ENMと日本の吉本興業が共同で設立した事務所であり、韓国式のトレーニングやプロデュースが取り入れられています。これにより、K-POPに近いスタイルが自然と形成されました。

2-2. 楽曲やパフォーマンスがK-POP寄り

INIの楽曲やダンスパフォーマンスは、K-POPの影響を強く受けています。ビジュアルや衣装、振り付け、MVの演出なども韓国のアイドルグループに近いスタイルで構成されており、J-POPとK-POPの中間のような印象を与えます。このようなスタイルは「JK-POP」や「INI-POP」とも呼ばれ、独自のジャンルとして注目されています。

3. グローバル展開を見据えた戦略

3-1. 多言語対応と海外ファンへのアプローチ

INIは日本国内だけでなく、アジアを中心としたグローバル展開も視野に入れています。メンバーの中には英語や韓国語を話せる人もおり、海外のファンとの交流も積極的に行っています。SNSやYouTubeでは多言語字幕を用意するなど、国際的なファン層を意識した発信が特徴です。

3-2. K-POPとJ-POPの融合を目指すスタイル

INIはK-POPの洗練されたパフォーマンスと、J-POPの親しみやすさを融合させた新しいスタイルを確立しようとしています。このアプローチは、日韓の音楽文化をつなぐ架け橋としても注目されており、今後の音楽シーンに新たな風を吹き込む存在として期待されています。

まとめ

INIのメンバーは日本人10人、中国人1人で構成されており、韓国人メンバーはいません。しかし、韓国発のオーディション番組出身であることや、韓国式のトレーニング、K-POP風のスタイルにより「韓国っぽい」と感じられる要素が多くあります。国籍にとらわれず、グローバルな魅力を持つINIの今後の活躍に注目です。