新江ノ島水族館の料金割引！チケットを安く買う全手段と攻略ガイド

神奈川県藤沢市の湘南海岸に位置する新江ノ島水族館は、えのすいの愛称で親しまれる日本屈指の人気水族館です。富士山と江の島を背景にした絶景のイルカショースタジアムや、幻想的なクラゲファンタジーホール、そして相模湾の生態系を再現した相模湾大水槽など、見どころが尽きません。しかし、家族やカップルで訪れる際、チケット料金を少しでも抑えたいと考えるのは当然のことです。通常、大人の入館料は2,800円ですが、実はアソビューやコンビニ、各種優待を活用することで、賢くお得に入館する方法が多数存在します。この記事では、2025年最新の料金情報から、最大級の割引を受けるための全手段、そして混雑を避けて一日を楽しむための攻略法を徹底解説します。

新江ノ島水族館の基本情報と魅力

えのすいをお得に楽しむ前に、まずは施設の特徴や歴史について触れておきましょう。

プロフィールと経歴

新江ノ島水族館は、1954年に開館した旧江の島水族館の歴史を引き継ぎ、2004年に新しく生まれ変わりました。日本で初めて本格的なイルカショーを開催したことでも知られ、海洋生物の飼育や研究において非常に高い評価を得ています。特に、世界で初めてシラスの生体展示に成功した「シラスサイエンス」や、長年の研究が結実したクラゲの展示は、えのすいならではの誇りです。

施設の特徴とロケーション

江の島の対岸、片瀬海岸に面した最高のロケーションにあり、館内のいたるところから海を感じることができます。相模湾を切り取ったかのような巨大な「相模湾大水槽」では、約8,000匹のマイワシが群れをなして泳ぐ姿に圧倒されます。また、癒やしの空間として知られる「クラゲファンタジーホール」は、その美しさからデートスポットとしても不動の人気を誇っています。

新江ノ島水族館の通常チケット料金

まずは、割引を適用する前の基本料金を確認しておきましょう。

通常入館料（1DAYチケット）

2025年現在の基本料金は以下の通りです。

• 大人：2,800円

• 高校生：1,800円

• 小・中学生：1,300円

• 幼児（3歳以上）：900円

高校生の方は、入館時に生徒手帳や学生証の提示が必要となる場合がありますので、忘れずに持参してください。3歳未満は無料で入館できます。

プレイガイドやWEB予約で割引チケットを買う

スマホ一つで購入でき、窓口での引き換えが不要なWEBチケットは、現代のレジャーにおいて最もスマートな選択です。

アソビューでチケットを買う

国内最大級の遊び予約サイト「アソビュー！」では、えのすいの電子チケットが販売されています。通常価格よりも割引されたプランが登場することがあり、購入金額に応じてポイントが貯まるのが最大のメリットです。貯まったポイントは次回のレジャーで使えるため、実質的な節約になります。また、混雑時にチケット窓口の長い列をショートカットして入場できる「ダイレクト入館」が可能な点も大きな魅力です。

KKdayでチケットを買う

旅行予約プラットフォーム「KKday」でもチケットの取り扱いがあります。特にインバウンドや観光客向けのキャンペーンが行われていることがあり、特定の決済アプリとの併用で割引率が高まるタイミングがあります。他サイトと比較して最も安い方を選ぶのが賢い買い方です。

JTBやコンビニでチケットを買う

JTBのレジャーチケットサービスを利用し、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなどの店頭端末から発券する方法です。事前に「商品番号」を確認して購入することで、当日券よりも数十円から数百円程度安くなる「前売特別価格」が設定されています。クレジットカードを持っていない学生の方や、移動途中に現金で購入したい場合に非常に便利です。

交通機関とのセットプランでお得に楽しむ

湘南エリアへ電車や江ノ電を使って訪れるなら、交通費とセットになった割引切符が最もお得になるケースが多いです。

江の島・鎌倉フリーパスとの連動優待

小田急電鉄が発行している「江の島・鎌倉フリーパス」や「デジタル江の島・鎌倉フリーパス」を利用すると、入館料が10％程度割引される優待があります。藤沢駅や鎌倉駅からの江ノ電が乗り降り自由になるため、水族館の後に江の島観光や鎌倉散策を予定している方には最適の選択肢です。

江ノ電1日乗車券「のりおりくん」優待

江ノ電の1日乗車券「のりおりくん」を窓口で提示することで、入館料の割引を受けることができます。江ノ電沿線には多くの観光スポットがあるため、移動とセットでえのすいを楽しむプランなら、この優待を忘れずに活用しましょう。

カード優待や福利厚生サービスの割引一覧

特定の会員証やカードを提示、あるいは専用サイトから申し込むことで受けられる割引です。

• JAF（日本自動車連盟）：会員証の提示により、本人を含むグループ5名までが入館料10％引きとなります。非常に利用しやすく定番の割引手段です。

• ベネフィットステーション・クラブオフ：多くの企業の福利厚生に導入されているサービスです。会員専用ページからデジタルクーポンを発行したり、事前にチケットを購入したりすることで、一般のWEB予約よりも高い割引率が適用されることがあります。

• エポスカード：エポスカードの優待サイトを経由してチケットを購入することで、割引価格が適用されます。

• イオンカード：窓口でのカード提示、またはおトクな優待サイトからの予約で割引が受けられる場合があります。

住民割引や特定の条件による優待

えのすいでは、地域の方や特定の節目を祝う方に向けた特別な割引も用意されています。

藤沢市民割引などの地域キャンペーン

不定期ではありますが、藤沢市民や近隣エリアにお住まいの方を対象とした「市民感謝デー」などが開催されることがあります。期間中、住所を証明できるものを提示すれば、通常料金の半額程度で入館できる非常に強力な割引です。地元のニュースや公式サイトのお知らせをこまめにチェックすることをお勧めします。

障がい者割引

障がい者手帳をお持ちの方は、窓口での提示により、本人と介護者1名までが半額の料金で入館できます。この割引を利用する場合は、当日窓口での購入となります。

年間パスポート「えのすい会員」

年に2回以上訪れるなら、年間パスポートが圧倒的にお得です。

• 大人：5,600円

  2回分の料金で1年間何度でも入館できるため、リピーターの方は迷わずこちらを選びましょう。また、年間パスポート保持者は館内のショップやカフェでの割引、さらには周辺の提携店舗での優待も受けられるため、江の島エリア全体を頻繁に訪れる方には非常に価値のある一枚です。

新江ノ島水族館を攻略するためのポイント

安く入館できた後は、広大な館内を効率よく楽しむためのポイントを押さえましょう。

イルカショーの場所取りと座席選び

えのすいの目玉であるイルカショーが行われる「イルカショースタジアム」は、非常に人気が高いため、開始20分前には席を確保しておくのが理想です。特に富士山が見える晴天の日は、背景の美しさも相まって最高の写真が撮れます。前方数列はイルカのジャンプによる水しぶきがかかる「ずぶ濡れエリア」となっているため、濡れたくない方は中段より後ろの席を選びましょう。

「相模湾大水槽」のショータイム

巨大な相模湾大水槽では、ダイバーが魚たちと一緒に泳ぎながら解説を行う水中ショー「フィンズ」や、イワシの群れが躍動する「今夜は魚（トト）ナイト」などが開催されます。時間は日によって異なるため、入館時に配布されるスケジュール表や公式アプリで事前に確認しておくことが、えのすいマスターへの近道です。

混雑を避けるなら平日の午後がおすすめ

えのすいは土日祝日の午前中からお昼にかけてが最も混雑します。ゆっくりと水槽を眺めたい、あるいは写真をじっくり撮りたい場合は、平日の午後や、閉館の2時間前などを狙うのがお勧めです。夕暮れ時のイルカスタジアムから眺めるサンセットは、まさに絶景の一言に尽きます。

駐車場とアクセスの注意点

えのすい専用の駐車場はありません。周辺の「片瀬海岸地下駐車場」などの提携駐車場や近隣のコインパーキングを利用することになりますが、休日は午前中で満車になることがほとんどです。車で訪れる場合は早めの到着を心がけるか、藤沢駅から小田急線や江ノ電、あるいは大船駅からの湘南モノレールといった公共交通機関を利用するのが最もスムーズです。

まとめ

新江ノ島水族館は、海の生き物たちとの出会いだけでなく、湘南の自然や歴史を体感できる素晴らしい施設です。

• 最も手軽に安くするなら、アソビューやコンビニでのWEBチケット購入。

• 江の島観光も兼ねるなら、小田急や江ノ電のフリーパス優待。

• 何度も通いたいなら、2回で元が取れる年間パスポート。

• お急ぎなら、JAF会員証や各種カード提示。

自分に合った割引手段を選ぶことで、浮いたお金を館内のカフェで販売されている「あざらしパン」や、可愛らしい海の生き物のぬいぐるみに回し、より思い出深い一日にすることができます。相模湾の豊かな恵みと、幻想的なクラゲの世界。ぜひ、お得なチケットを手に入れて、えのすいでの特別な時間を心ゆくまで楽しんでください。

今回ご紹介したチケット購入方法や割引プランを参考に、まずは公式サイトで今日のイベントスケジュールを確認し、お得なチケットを予約してみてはいかがでしょうか。