川井梨紗子の実家は?中学、高校の出身校や家族構成を調査!
姉妹で女子レスリング選手として活躍されている川井梨紗子さん。
東京オリンピックでは見事に金メダルを獲得し、史上初の姉妹金メダリストとしても有名になりましたね。
レスリング一家に生まれたという事で、どのような家族構成や家庭環境で幼少期を過ごしてきたのでしょうか?
これまでの生い立ちを調査していきたいと思います。
まず始めに、川井梨紗子さんは石川県河北郡津幡町に生まれました。
現在もご両親はこちらに住んでいる為、石川県河北郡津幡町が川井梨紗子さんのご実家になります。
レスリングを始めたのは小学2年生であった8歳で、金沢ジュニアレスリングクラブに所属していました。
家族構成は、父親、母親、妹の友香子さん、妹の優梨子さんの5人家族です。
家族全員がレスリングの選手という、まさに正真正銘のレスリング一家です。
父親の孝人さんは、大学時代の1989年に学生二冠王(全日本学生選手権・全日本大学グレコーマン選手権)に輝きました。
現在は、石川県立金沢北稜高等学校のレスリング部の顧問を務めています。
また、男子日本代表のフリースタイルの監督や、石川県高等学校体育連盟役員の理事も同時に務めており、まだまだご活躍中です。
母親の初江さんは、全日本女子選手権で連覇を果たし、また世界選手権では7位を獲得と、とても素晴らしい成績を残しています。
娘の梨紗子さんが所属していた金沢のレスリング教室でも、初江さんがコーチを務めていたそうです。
かなり指導が厳しかったようですが、その甲斐あってか梨紗子さんを筆頭とした姉妹のレスリングの強さがあるのかもしれませんね。
3つ下の妹の友香子さんは、梨紗子さんと同様に東京オリンピックで金メダルを獲得しました。
オリンピックの格階級代表は1国1人なので、似た体格を持っていた2人は相談し、話し合ったようです。
そして互いに増減に励んで階級を変更し、「2人でオリンピックへ行こう!」という姉妹の目標を達成したそうです。
1番末の妹・優梨子さんも、2人の姉と同じく小学生時代からレスリングを始めたそうです。
2021年8月にはレスリングを引退されているようですが、過去にはジュニア大会に出場した事もあるようです。
それでは次に、川井梨紗子さんの学歴を見ていきましょう。
川井梨紗子さんの出身小学校
川井梨紗子さんは、津幡町立太白台小学校を卒業しました。
小学生時代のエピソードに、次のような事があります。
梨紗子さんが6年生、友香子さんが3年生の時の事を、梨紗子さんはこう卒業文集に書き残しています。
「小学校最後のマラソン大会は特別でした。妹と『一緒に1位になる』という約束をしました。
〈中略〉
ゴールした時、1位で嬉しかったです。でも、妹がどうなったか気になって仕方ありませんでした。
妹に聞きに行った時、妹も1位でした。自分の1位よりも嬉しい気がしました。
小学校最後のマラソン大会で1位になれた事、それよりも妹との約束が守れた事が嬉しかったです。」
とても感動する姉妹のエピソードですね。
姉妹の仲の良さから、『一緒に1位になる』や『2人でオリンピックへ行く』という目標を持つ事も自然体だったのかもしれませんね。
姉妹の絆の深さを感じます。
川井梨紗子さんの出身中学校
中学校は、津幡町立津幡中学校を卒業しました。
津幡中学校にはレスリング部がなかったので、校外の金沢ジュニアレスリングクラブへの所属を継続したそうです。
しかし、小学生の頃よりも練習はハードになったそうです。
・練習日:週2回 → 週4回
・練習時間:平日17時~19時
・練習時間:土日午前3時間、午後3時間
そして、勉学に加えこの厳しい練習を乗り越えてきた川井梨紗子さんは、中学3年生の時に全国中学生選手権52㎏級で見事優勝を果たしました。
川井梨紗子さんの出身高校
中学を卒業した後は、愛知県名古屋市にある至学館高等学校へと進学しました。
レスリングの名門としても有名な高校ですね。
高校へ入学後は、さらに厳しい練習を乗り越え素晴らしい成績を残しました。
2010年(高校1年生)
・クリッパン女子国際大会(49㎏級) 優勝
・ジュニアクイーンズカップ (49㎏級) 優勝
・ジュニアオリンピックカップ(49㎏級) 2位
2011年(高校2年生)
・ジュニアクイーンズカップ(52㎏級) 優勝
・全日本選抜選手権(51㎏級) 3位
・全国高校女子選手権(52㎏級) 優勝
・世界カデット選手権(52㎏級) 優勝
・全日本選手権(51㎏級) 3位
・ヤリギン国際大会(51㎏級) 優勝
・クリッパン国際大会(51㎏級) 優勝
2012年(高校3年生)
・ジュニアクイーンズカップ(51㎏級) 3位
・ジュニアオリンピックカップ(55㎏級) 2位
・全日本選手権(51㎏級) 優勝
・全国高校女子選手権(56㎏級)優勝
・世界選手権(51㎏級) 7位
・全日本選手権(55㎏級) 3位
川井梨紗子さんの出身大学
至学館高校を卒業後は、至学館大学へと進学しています。
大学時代は、高校時代に残した成績をさらに上回り、以下の成績を残しました。
2013年(大学1年生)
・ジュニアクイーンズカップ(55㎏級) 優勝
・ジュニアオリンピックカップ(55㎏級) 優勝
・全日本選手権(55㎏級) 3位
・世界ジュニア選手権(55㎏級) 優勝
・ゴールデンGP決勝大会(55㎏級) 2位
・全日本選手権(59㎏級) 3位
2014年(大学2年生)
・ジュニアクイーンズカップ(59㎏級) 優勝
・アジア選手権(58㎏級) 優勝
・全日本選手権(58㎏級) 2位
・世界ジュニア選手権(59㎏級) 優勝
・全日本学生選手権(58㎏級) 優勝
2015年(大学3年生)
・全日本選手権(63㎏級) 優勝
・世界選手権(63㎏級) 2位
・全日本選手権(60㎏級) 優勝
・アジア選手権(63㎏級) 優勝
2016年(大学4年生)
・リオデジャネイロオリンピック(63㎏級) 優勝
・全日本選手権(58㎏級) 優勝
進学とともに、どんどん体力も階級も上げて様々な試合に挑んできた川井梨紗子さん。
レスリング一家という整った環境の中で、たくさんの愛情や厳しい練習を受けて積み重ねてきた結果ですね。
本当に素晴らしいです!
さて、レスリング一家という川井梨紗子さんですが、何がきっかけで小学2年生の時にレスリングを始める事になったのでしょうか?
それは、最初は父親が軽い気持ちで勧めたからだそうです。
なぜ軽い気持ちだったかというと、
“自分達は一生懸命競技に取り組んできたからこそ中途半端な気持ちではやってほしくない。自分の意志じゃないと。”
と、ご両親は梨紗子さんの意志が固まるのを待っていたからだそうです。
そして男女混合大会に出場した梨紗子さんは、敗北した事がとても悔しく号泣したそうで、これを機に自らの意志でレスリング魂に火がついたそうです。
所属したレスリング教室では母の初江さんがコーチを務めていましたが、教室では自身を「先生」と呼ばせるなど、とても厳しく接していたようです。
間違って「ママ」と呼んでしまった時には、とても怒られたとか。
しかし家庭との区別をつけ、親子共に本気でレスリングと向き合ってきたからこその親子の結果なのでしょうね。
川井梨紗子さんの成績には、このような整った環境があったからこそだと思います。
【まとめ】
ここまで、川井梨紗子さんを調査してきました。
川井梨紗子さんはただ強いだけではなく、その裏には家族との強い絆やたくさんの愛情で溢れている事が分かりました。
2021年8月には、同じレスリング選手として活躍している金城希龍さんとの結婚を発表。
母親の初江さんは、「名前にも金が入った!」ととても喜んでいたそうです。
そして2022年5月には、待望の第1子女児を出産した川井梨紗子さん。
今後については、現役続行するのかそれとも引退してしまうのか、現時点ではまだ何も語られていません。
しかし、東京オリンピックで金メダルを獲得した川井梨紗子さんにはまだまだ実力があると感じています。
2024年のパリオリンピックでは、ママになって初めての出場という事もあるかもしれません。
今後の川井梨紗子さんに、ますます期待したいと思います。
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