「李承燁アジア記録」と検索する人の多くは、韓国の伝説的スラッガーである李承燁選手が残した記録や、アジア野球界での功績について知りたいと考えているのではないでしょうか。この記事では、李承燁選手が日韓両リーグで築いた通算記録や、アジア人選手としての偉業、国際大会での活躍などを詳しく紹介していきます。

李承燁が打ち立てたアジア野球界の記録とは

結論

李承燁は日韓通算626本塁打を記録し、アジア人最多本塁打記録保持者として「アジアの大砲」と称されました。韓国プロ野球と日本プロ野球の両方で活躍し、アジア野球史に名を刻んだ伝説のスラッガーです。

・名前：李承燁（イ・スンヨプ）
・生年月日：1976年8月18日
・出身地：韓国・大邱広域市
・ポジション：一塁手
・投打：左投左打

・韓国：サムスン・ライオンズ（1995〜2003、2012〜2017）
・日本：千葉ロッテマリーンズ（2004〜2005）、読売ジャイアンツ（2006〜2010）、オリックス・バファローズ（2011）

KBOリーグでの通算本塁打数は467本。2003年にはシーズン56本塁打を記録し、当時のアジア記録を樹立しました。この記録は長らく破られず、彼の名を一躍有名にしました。

NPBでは通算159本塁打を記録。特に2006年には41本塁打を放ち、読売ジャイアンツの主砲として活躍しました。日韓両リーグでの活躍は、アジア人選手として極めて稀な実績です。

2000年シドニー五輪では銅メダル、2008年北京五輪では金メダルを獲得。韓国代表の主軸としてチームを牽引し、国際舞台でもその実力を証明しました。

2006年と2013年のWBCにも出場し、韓国代表の中心打者として活躍。特に2006年大会では日本戦でのホームランが話題となり、アジアの野球ファンに強烈な印象を残しました。

李承燁の活躍は、アジアの野球選手が世界で通用することを証明しました。彼の存在が、後に続く韓国や日本の若手選手たちに大きな影響を与えました。

日韓通算626本塁打という記録は、アジア人選手として前人未到の数字です。その圧倒的な長打力と勝負強さから、「アジアの大砲」という異名が定着しました。

2023年から2025年まで、韓国プロ野球・斗山ベアーズの監督を務め、若手育成とチーム再建に尽力しました。

2026年からは読売ジャイアンツの1軍打撃コーチに就任。現役時代の経験を活かし、次世代の打者育成に取り組んでいます。

李承燁は、韓国と日本の両リーグで活躍し、通算626本塁打というアジア記録を打ち立てた伝説のスラッガーです。国際大会でも結果を残し、アジア野球界の象徴的存在として今も語り継がれています。引退後も指導者として野球界に貢献し続けており、その影響力は今後も色あせることはありません。