超電磁ロボ コン・バトラーVの声優と物語を徹底解説!
1976年に放送された「超電磁ロボ コン・バトラーV」は、長浜忠夫総監督による「長浜ロマンロボシリーズ」の第1作として制作された合体ロボットアニメです。地球侵略を目論むキャンベル星人に立ち向かうため、5人の若者が操縦する巨大ロボ・コン・バトラーVが活躍します。全54話がテレビ朝日系列で放送され、熱血、友情、科学、そして人間ドラマが融合した名作として今なお語り継がれています。

超電磁ロボ コン・バトラーVの声優と物語を徹底解説!
①あらすじは?
地底に潜んでいたキャンベル星人が地球侵略を開始。これを予期していた南原博士は、超電磁エネルギーで合体する巨大ロボ・コン・バトラーVを開発し、全国から選ばれた若者たちと孫娘ちずるによる「バトルチーム」を結成します。第1話「出撃せよ!バトルマシン」は1976年4月17日に放映され、全54話がテレビ朝日系列で放送されました。南原博士の死後、四ッ谷博士が指揮を引き継ぎ、チームは地球の平和を守るため戦い続けます。
②みどころは?
本作の見どころは、5機のバトルマシンが合体して完成するコン・バトラーVの迫力ある戦闘シーンと、チームメンバーそれぞれの人間ドラマです。特に、主人公・葵豹馬の熱血ぶりと仲間たちとの絆、敵であるキャンベル星人側の悲劇的背景など、単なる勧善懲悪にとどまらない深みのあるストーリーが魅力です。また、安彦良和によるキャラクターデザインや、スタジオぬえによるメカニックデザインも高く評価されています。
③登場人物は?
| 役名 | 声優氏名 | ふりがな | 生年月日 | 没年月日 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 葵豹馬 | 三ツ矢雄二 | みつや ゆうじ | 1954年10月18日 | ― | 主人公。バトルジェットの操縦者。 |
| 南原ちずる | 上田みゆき | うえだ みゆき | 1949年4月15日 | ― | 南原博士の孫娘。バトルクラッシャー担当。 |
| 西川大作 | たてかべ和也 | たてかべ かずや | 1934年7月25日 | 2015年6月18日 | 力持ちの熱血漢。バトルタンク操縦。 |
| 北小介 | 千々松幸子 | ちぢまつ さちこ | 1937年3月9日 | 2021年7月7日 | 頭脳派の少年。バトルクラフト操縦。 |
| 浪花十三 | キートン山田 | きーとん やまだ | 1945年10月25日 | ― | コメディ担当。バトルマリン操縦。 |
| 南原博士 | 納谷悟朗 | なや ごろう | 1929年11月17日 | 2013年3月5日 | コン・バトラーVの開発者。 |
| 四ッ谷博士 | 富田耕生 | とみた こうせい | 1936年2月4日 | 2020年9月27日 | チームの指揮官。 |
| ロペット | 野沢雅子 | のざわ まさこ | 1936年10月25日 | ― | 支援ロボット。 |
| 大将軍ガルーダ | 市川治 | いちかわ おさむ | 1933年5月2日 | 2014年2月13日 | キャンベル星人の指揮官。 |
| ジャネラ女帝 | つかせのりこ | つかせ のりこ | 1936年5月18日 | 1987年5月3日 | 後半の敵。マグマ獣を操る。 |
④エピソードの詳細は?
物語の中盤では、南原博士の死を乗り越えたバトルチームが、キャンベル星人の新たな戦力「どれい獣」との激戦を繰り広げます。第27話「ガルーダの涙」では、敵将ガルーダの過去が明かされ、敵にも正義があることが描かれます。後半では女帝ジャネラが登場し、マグマ獣との戦いが激化。コン・バトラーVも新兵器を装備し、戦闘はさらに熾烈を極めます。最終話では、地球の未来をかけた決戦が描かれ、感動のラストを迎えます。
⑤主題歌は?
オープニング主題歌は水木一郎とザ・ブレッスン・フォーによる「コン・バトラーVのテーマ」、エンディング主題歌は水木一郎とコロムビアゆりかご会による「行け!コン・バトラーV」です。どちらも力強く熱いメロディで、作品の世界観とヒーロー性を際立たせています。また、挿入歌「行くぞ!正義の戦いに」や「豹馬もの思い」なども物語を盛り上げる名曲として知られています。
⑥まとめ
「超電磁ロボ コン・バトラーV」は、合体ロボットアニメの金字塔として、今なお多くのファンに愛される名作です。三ツ矢雄二さんや上田みゆきさんをはじめとする豪華声優陣の演技がキャラクターに命を吹き込み、ドラマ性とアクションが融合したストーリーが視聴者を魅了します。友情、勇気、そして正義を描いたこの作品は、ロボットアニメの原点として、ぜひ一度は視聴してほしい傑作です。
参照:Wikipedia(^1^)、アニメイトタイムズ(^2^)
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