バビル2世の声優と物語を徹底解説!
1973年に放送された「バビル2世」は、横山光輝原作のSFアクションアニメです。異星人の血を引く少年が、超能力と3つのしもべを駆使して悪と戦う姿を描いた本作は、全39話にわたりNET(現・テレビ朝日)系列で放送されました。主人公の成長と宿命の対決を描くストーリーは、今なお多くのファンに支持されています。本記事では、物語のあらすじや見どころ、登場人物と声優、主題歌までを詳しく紹介します。

バビル2世の声優と物語を徹底解説!
①あらすじは?
平凡な少年・古見浩一は、毎晩夢に現れる「バビルの塔」に導かれ、ある日巨大な怪鳥ロプロスに連れ去られます。第1話「バビルの塔」は1973年1月1日に放映され、全39話がNET系列で放送されました。塔で告げられたのは、自分が異星人バビル1世の末裔であり、地球を守る使命を持つ「バビル2世」であるという事実。浩一はロプロス、ポセイドン、ロデムという3つのしもべとともに、世界征服を企むヨミと戦うことになります。
②みどころは?
本作の見どころは、バビル2世が持つ超能力と、3つのしもべとの連携による戦闘シーンです。空を飛ぶロプロス、海を制するポセイドン、変幻自在のロデムという個性豊かな仲間たちが、バビル2世の戦いを支えます。また、敵であるヨミとの頭脳戦や心理戦も見応えがあり、単なる勧善懲悪ではない深みを持った展開が魅力です。浩一が少年から戦士へと成長していく過程も、視聴者の心をつかみます。
③登場人物は?
| 役名 | 声優氏名 | ふりがな | 生年月日 | 没年月日 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| バビル2世(古見浩一) | 神谷明 | かみや あきら | 1946年9月18日 | ― | 主人公。異星人の末裔で超能力者。 |
| ヨミ | 大塚周夫 | おおつか ちかお | 1929年7月5日 | 2015年1月15日 | 世界征服を企む宿敵。 |
| ロデム | 野田圭一 | のだ けいいち | 1940年9月16日 | ― | 変身能力を持つしもべ。 |
| 古見由美子 | 野村道子 | のむら みちこ | 1938年1月31日 | ― | 浩一のいとこ。 |
| 古見の父 | 北川国彦 | きたがわ くにひこ | 非公開 | ― | 浩一の父。 |
| 古見の母 | 坪井章子 | つぼい あきこ | 非公開 | ― | 浩一の母。 |
④エピソードの詳細は?
物語の中盤では、バビル2世がヨミの送り込む刺客や兵器と激しい戦いを繰り広げます。第30話「ロボット使いの暗殺怪人」では、ロデムの変身能力が活躍し、敵の策略を打ち破ります。終盤では、ヨミの正体や目的が明かされ、バビル2世との最終決戦へと突入。第39話「必殺 バビル2世対ヨミ」では、壮絶な戦いの末にヨミの野望を打ち砕き、地球の平和を守るという感動のクライマックスを迎えます。
⑤主題歌は?
オープニング主題歌は「バビル2世」、エンディング主題歌は「正義の超能力少年」。どちらも水木一郎さんが歌っており、力強い歌声と印象的なメロディが作品の世界観を盛り上げます。作詞は東映一、作曲は菊池俊輔が担当。特に「バビル2世」は、イントロのインパクトとサビの高揚感が人気で、今なおアニメソングの名曲として愛されています。
⑥まとめ
「バビル2世」は、超能力と科学、そして正義をテーマにしたSFアクションの金字塔です。神谷明さんをはじめとする豪華声優陣の演技、菊池俊輔による迫力ある音楽、そして緻密なストーリー展開が作品を支えています。少年が運命を受け入れ、世界の平和を守るために戦う姿は、今なお色褪せることなく、多くの人々に感動を与え続けています。昭和アニメの名作として、ぜひ一度は視聴してみてください。
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