南の虹のルーシーの声優と物語を徹底解説！

1982年に放送された「南の虹のルーシー」は、世界名作劇場シリーズの第8作目として制作された感動のアニメ作品です。オーストラリア開拓時代を舞台に、ポップル一家の奮闘と少女ルーシー・メイの成長を描いた物語は、今なお多くのファンに愛されています。本記事では、物語のあらすじや見どころ、登場人物と声優、主題歌までを詳しく紹介します。

①あらすじは？
②みどころは？
③登場人物は？
④エピソードの詳細は？
⑤主題歌は？
⑥まとめ

①あらすじは？

1830年代のオーストラリアを舞台に、イギリスから移住してきたポップル一家が農場を手に入れる夢を追いながら、困難に立ち向かう姿を描いた物語です。主人公ルーシー・メイは動物好きで好奇心旺盛な少女。第1話「夢の国へ」は1982年1月10日に放映され、全50話がフジテレビ系列で放送されました。物語は家族の絆と希望をテーマに展開し、後半ではルーシーが事故で記憶を失うという衝撃的な展開もあります。

②みどころは？

本作の見どころは、開拓時代のオーストラリアをリアルに描いた背景と、ルーシー・メイの成長物語です。自然豊かな風景や動物とのふれあい、先住民との交流など、子どもたちの冒険が丁寧に描かれています。また、家族が困難に立ち向かいながら支え合う姿は、視聴者の心を打ちます。特にルーシーが記憶喪失になるエピソードでは、家族の絆と再会の感動が大きな見どころとなっています。

③登場人物は？

役名	フルネーム	声優氏名	ふりがな	生年月日	没年月日	備考
ルーシー・メイ	ルーシー・メイ・ポップル	松島みのり	まつしまみのり	1940年10月10日	2022年4月8日	主人公。動物好きな少女。
ケイト	ケイト・ポップル	吉田理保子	よしだりほこ	1951年3月31日	―	次女。勝気で行動力がある。
クララ	クララ・ポップル	玉川砂記子	たまがわさきこ	1962年1月20日	―	長女。家事をこなす優しい姉。
アーサー	アーサー・ポップル	堀勝之祐	ほりかつのすけ	1934年3月1日	―	父親。頑固で真面目な性格。
アニー	アニー・ポップル	谷育子	たにいくこ	1939年3月11日	―	母親。聡明で家族思い。
ベン	ベン・ポップル	松田辰也	まつだたつや	非公開	―	長男。一家の柱。
トブ	トブ・ポップル	鈴木三枝→高田由美	すずきみえ→たかだゆみ	非公開	―	幼い末っ子。声優変更あり。
デイトン	デイトン	肝付兼太	きもつきかねた	1935年11月15日	2020年4月20日	一家を助ける人物。
ペティウェル	ペティウェル	滝口順平	たきぐちじゅんぺい	1931年4月17日	2011年8月29日	住居を奪う悪役的存在。
パーカー	パーカー	増山弘	ますやまひろし	1930年10月22日	―	地元の住民。
マック夫人	マック夫人	秋元千賀子	あきもとちかこ	非公開	―	優しい隣人。
バーナード	バーナード	納谷六朗	なやろくろう	1932年10月20日	2014年11月17日	地元の支援者。

④エピソードの詳細は？

物語の中盤では、ルーシーが暴れ馬の事故に巻き込まれ、記憶を失ってしまいます。偶然通りかかったプリンストン氏に助けられ、彼の家で過ごすことになります。記憶を失ったルーシーは家族のことを思い出せず、孤独な日々を送りますが、やがて記憶が戻り、家族と再会を果たします。このエピソードは、家族の絆と人の優しさを描いた感動的な展開で、視聴者の涙を誘います。

⑤主題歌は？

オープニング主題歌は「虹になりたい」、エンディング主題歌は「森へおいで」。どちらもやまがたすみこさんが歌っています。透明感のある歌声と優しいメロディが作品の世界観にぴったりで、物語の始まりと終わりを彩ります。特に「虹になりたい」は、ルーシーの夢や希望を象徴する楽曲として、今でもファンの間で語り継がれています。

⑥まとめ

「南の虹のルーシー」は、家族の絆と少女の成長を描いた感動の名作です。リアルな開拓時代の描写と、心温まるエピソードが魅力で、今なお多くのファンに愛されています。声優陣の演技も素晴らしく、特に松島みのりさんのルーシー役は作品の中心として輝いています。主題歌も含めて、心に残る名作アニメとして、ぜひ一度は見てほしい作品です。