クァク・ソンヒ、NYで同性婚へ!
韓国の元軍人でモデルのクァク・ソンヒが、同性パートナーとの結婚を発表し話題に。2025年11月、ニューヨークで婚姻の誓いを交わし、済州島でウェディング撮影を予定しているとのこと。韓国では法的に認められていない同性婚を、海外で実現するという彼女の決断に、祝福と注目が集まっています。
愛の選択、国境を越える
クァク・ソンヒは、韓国のバラエティ番組『鋼鉄部隊W』で多くの視聴者の関心を集めた元軍人モデルです。2025年8月、自身のSNSを通じて同性パートナーとの結婚を発表し、11月にはニューヨークにて婚姻の誓いを交わす計画です。韓国では同性婚が法的に認められていないため、海外での挙式を選ぶことは、彼女の「愛に対する誠実さ」を示す重要な意思表示です。また、済州島でのウェディング撮影も予定されており、「私たちに似た子どももほしい」といった未来への希望を語る姿が印象的です。
韓国社会におけるLGBTQ+の現状と課題
韓国では、同性婚は法的に認められておらず、過去にはカミングアウトした芸能人が活動停止に追い込まれるなど、厳しい現実が続いてきました。クァク・ソンヒも、役所で配偶者登録を試みた際に「二人とも女性なので不可」とされた経験を明かしています。このような背景から、彼女の結婚発表は韓国社会に対する静かな挑戦でもあります。「愛の形がどうであれ、存在するだけで尊重されるべき」と語る彼女の言葉は、LGBTQ+の人々に自分らしく生きる勇気を与えるものであり、韓国社会の変化を促す一歩として多くの人々に響いています。
SNSでの反響と法的対応への意向
クァク・ソンヒの結婚発表後、SNSでは多くの祝福の声が寄せられましたが、同時に厳しいコメントも見受けられました。彼女は「善処はしない」と強い姿勢を示し、法的措置を取る意向を明らかにしました。また、弁護士の推薦を募る投稿も行い、ネット上の誹謗中傷に対して毅然とした対応をする姿勢が注目されています。YouTube番組での結婚計画の告白では、「彼女と出会って自然に“結婚”という言葉が浮かんだ」と語り、交際期間の短さを指摘する声にも「男女でも3ヵ月で結婚する例はある」と反論。このような発信は、韓国国内外のLGBTQ+コミュニティに勇気を与えています。
まとめ
クァク・ソンヒの同性婚発表は、韓国社会におけるLGBTQ+の現状に一石を投じる出来事となりました。法的な壁を越え、海外で愛を誓うという選択は、彼女の誠実さと勇気の象徴です。SNSでの反響や法的対応への姿勢を含め、彼女の行動は多くの人々に希望と勇気を届けています。愛の形が多様であることを認め合う社会へ向けて、彼女の一歩は確かな意義を持っています。
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