10代女子トレンド第1位はポケポケ＆たまごっち

マイナビティーンズラボが発表した「2025年上半期10代女子が選ぶトレンドランキング」で、モノ部門の1位にスマホゲーム「Pokemon Trading Card Game Pocket（通称：ポケポケ）」、2位に平成ブーム再燃の「たまごっち」がランクイン。10代女子の間で平成キャラクターが再び熱視線を浴びている背景を詳しく解説する。

結果の概要

モノ部門の第1位には「ポケポケ」が選ばれ、31.4%の支持を受けました。第2位は「たまごっち」で、28.6%の票を集めました。これらは、無料で手軽に楽しめるアプリや懐かしい携帯玩具として、10代女子の心をキャッチしています。平成キャラクターコンテンツの復活が、デジタル世代の間でも強く根付いていることがわかります。

人気の理由

手軽さと新しさが共存している点が挙げられます。ポケポケは「ポケモンカード」の公式アプリであり、スマートフォン一つで全国のプレイヤーと対戦可能です。この手軽さが忙しい10代に好評です。また、たまごっちは1990年代に登場した携帯型育成ゲームで、通常版に加えて腕時計型やガシャポンなど多様な展開がなされています。「懐かしい」「可愛い」といったデザインがSNSで注目を集めています。

具体的な事例

ポケポケに関しては、2024年10月のリリース以降、TikTokやXで対戦動画が多く拡散されています。初心者から上級者まで楽しめるインターフェースが高く評価されています。たまごっちでは、クラシックな本体に加え、最新の超合金モデルや一番くじグッズも展開されており、2025年5月の再販売時には即日完売する店舗が続出しました。リセール市場でも高値を記録しています。また、「たまごっち」や「ポケモンカード」の人気に加え、漫画『君に届け』由来の“くるみちゃんヘア”もSNSで注目を集め、多くのヘアアレンジ投稿がされています。

まとめ

10代女子のトレンドでは、懐かしさとデジタル利便性を兼ね備えた「ポケポケ」と「たまごっち」が上位を占めています。平成キャラクターコンテンツの復活が、世代を超えて支持される流れを作り出しています。今後もデジタル連動やコラボ展開に注目していきたいです。