山本由伸、MLB初オールスター選出の快挙
ロサンゼルス・ドジャースのエース、山本由伸が2025年MLBオールスターゲームへの初選出を果たしました。NPB時代から高評価を受けてきた右腕が、メジャー2年目にして名だたる先発陣に並ぶに至った理由と、現地ファン・メディアの反応、投球予定までを結論→理由→具体例→まとめで解説します。
山本由伸が初のMLBオールスター選出
山本由伸は、7月12日に発表されたナショナルリーグのオールスター選手67名の中に選ばれました。ドジャースからは大谷翔平らと共に5名が選出され、メジャー初年度から安定した成績を残してきた彼は、NPBにおける5度のオールスター選出の経験を活かして、米国での初の栄誉を手にしました。
2.51ERAと先発ローテ貢献が評価
彼は17試合で2.51のリーグ3位のERAを記録し、97⅓回で109奪三振を達成しました。平均奪三振率は27.9%、QS率(6回以上自責点3以下)は59%を示し、先発ローテの中心としての信頼度が高いことを証明しています。特に開幕戦での8回1失点の勝利が、高い評価を得る決め手となりました。
メディア評価とファン反応
True Blue LAは「NPB時代の実績を継承し、ドジャースを救う真のエース」と絶賛しました。AP通信も「若き日本人右腕の奪三振ショー」と報じ、米国の主要メディアが速報で取り上げました。SNS上では「Yamamoto All-Star」「期待以上の貢献」とファンがトレンドにし、祝福コメントが数万件に上っています。
ドジャースでの評価:レジェンドとも比較
ドジャースOBのクレイトン・カーショウは「彼のコンビネーションピッチングはまさに三振工場」と評価し、球団公式も「日本出身選手では野茂以来の快挙」と特集記事を展開しました。チーム内では、年長のカーショウと並ぶルーキーイヤーからの信頼を勝ち取り、次世代エースとして確固たる地位を築いています。
オールスターゲームでの登板は?
オールスター本戦は7月15日(現地時間)ですが、山本は直前の7月13日のサンフランシスコ戦で先発予定のため、公式には「投球機会なし」と発表されています。代替としてレッズのアンドリュー・アボットが登録されるものの、オールスターイベントやホームランダービーでの登壇が期待され、ファンとの交流も楽しみです。
まとめ
山本由伸の初オールスター選出は、2.51ERAの圧倒的な投球とドジャースの先発ローテへの貢献が認められた結果です。NPBとMLBをつなぐ存在として国内外で注目を集め、ファンとメディアも熱狂しています。投球機会はないものの、本戦の舞台に立つ姿は大きな励みとなるでしょう。今後のキャリアとさらなる記録更新への期待が高まります。
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