衝撃訃報:SLTギタリスト西村智彦さん、61歳で逝く
SING LIKE TALKINGのギタリスト・西村智彦さんが、令和7年6月5日、61歳で永眠されたことが6月12日、バンド公式サイトで発表されました。2021年から病と闘いながら、デビュー35周年ライブに復帰した姿は多くのファンに勇気を与えました。メンバーや仲間たちの深い悲しみと共に、その生涯と功績、そして人柄を改めて振り返ります。
訃報発表とその背景
6月12日、バンドの公式サイトにて西村さんの訃報が伝えられました。「令和7年6月5日に61歳にて永眠」とのことで、葬儀は近しい親族のみによって執り行われたと報告されています。公式の発表によれば、2021年に病気が再発し、ステージ復帰を目指していたものの、病状の悪化により最後の活動に至った経緯が述べられました。
メンバーからの哀悼の言葉
佐藤竹善さんと藤田千章さんは、「正直、まだ信じられない」と心情を吐露しました。幼少期から共に過ごした存在であり、彼との会話や笑い、活動計画を共有していたと語り、「冗談を言い合い、希望を持ち続けていた」とその最期の様子を振り返りました。
仲間たちからの追悼の声
90年代に共演経験のあるドラマー・小柳昌法さんは、自身のSNSで「4年余りの闘病生活に終止符を打って霊山に旅立った…61歳…早すぎだ」と悼み、「音楽も人間も最高だった」と強く追憶しました。
音楽活動の軌跡
青森市出身の西村さんは1988年、SING LIKE TALKINGとして『Dancin’ With Your Lies』でメジャーデビューを果たしました。その後、ギタリストとしての活動のみならず、ソロ作品やプロデュース活動でも多くの成果を残しました。2023年には結成35周年を記念する東京・大阪ライブに復帰し、多くの喝采を浴びました。
音楽への情熱と意志
2021年に病が発表された後も、西村さんは「もう一度バンドで演奏したい」という思いを胸に、35周年ライブに挑みました。再発した病には勝てませんでしたが、その情熱と姿勢は関係者やファンの心に深く刻まれています。
今後の予定とお別れの会
公式の情報によれば、遺族の意向により「お別れの会」が改めて開催される予定です。詳細については後日発表されるとのことです。静かに、しかし多くの人々に記憶される葬送となるでしょう。
まとめ
西村智彦さんは、SING LIKE TALKINGの中心的存在として、また個人でも多彩な音楽活動を展開した誠実なアーティストでした。6月5日に61歳で逝去したという悲報は、多くの人々の惜しむ声と感謝の言葉で溢れています。その存在と音楽的遺産は、永遠に日本の音楽シーンに輝き続けることでしょう。
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