東海道南方沖でM4.8の地震が発生、広範囲に震度1

2025年6月12日12時49分頃、東海道南方沖を震源とするマグニチュード4.8の地震が発生しました。震源の深さは約10kmで、東京都をはじめ岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、奈良県など広い範囲で最大震度1を観測しました。津波の心配はなく、日常生活に大きな影響はありませんでしたが、「突然の揺れに驚いた」という声が各地から上がっています。

地震の発生状況

気象庁によると、地震は2025年6月12日（木）12時49分に発生しました。震源地は東海道南方沖（北緯33.5度、東経138.2度）、震源の深さは約10kmで、マグニチュードはM4.8とされています。この地震は浅い深さで起きたため、広範囲にわたって揺れが感じられました。

揺れの強さと影響を受けた地域

最大震度1を記録した地域は、東京都、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、奈良県の一部です。静岡県の東伊豆町や河津町でも震度1を観測し、オフィスや家庭からは「机の脚がわずかに揺れた」といった報告が寄せられました。

津波の警報と安全対策

気象庁および各地方気象台は「この地震による津波の心配はありません」と発表しました。また、主要な報道機関も注意報や警報は発令されていないと速報し、住民に混乱が生じないよう努めました。

周辺地域の状況

震度1の揺れはほとんどの建物に影響を及ぼさず、けが人や物的損傷の報告は確認されていません。SNSでは「大きな被害はないようだが、防災グッズを見直そう」という意見が多く見られ、地域の防災意識が高まっていることが伺えます。

過去の地震履歴

東海道南方沖では、2024年にもM5.0（12月5日）やM5.2（9月7日）の地震が発生しており、比較的地震活動が活発な地域です。tenki.jpによると、2024年5月30日にもMの不明な地震が発生しており、定期的な揺れに備える必要性があります。

防災の重要性と準備

震度1の揺れでも「油断せず、まずは身の安全を確保する」ことが重要です。家具の固定や非常持ち出し袋の点検、家族との連絡手段の確認を行いましょう。海沿いにお住まいの方は過去の津波警報事例を参考に、避難経路の再確認を行うことをお勧めします。また、最新情報は気象庁の公式サイトやNHK防災アプリで常に確認してください。

まとめ

2025年6月12日12時49分に発生したM4.8の地震は、東海道南方沖を震源とし、浅い深さで発生したため広範囲で揺れが観測されましたが、最大震度1で被害は確認されていません。今後も同エリアでの揺れが予想されるため、防災意識を高めつつ、正確な情報収集を心がけましょう。次の揺れに備え、安全対策の見直しをお勧めします。